『 健康ブログ~カラダを温める温活で、健康体質に変える!』
三重県四日市市の足立耳鼻咽喉科がお届けする健康ブログです。当ブログでは耳鼻咽喉科領域に限らず、もう少し広い視野でより快適に生活できる情報を発信します。また流行りの健康情報ではなく、基本に忠実な情報を書きたいと思っています。末永く宜しくお願い致します。
(専門外の病気についての詳細は、各専門科でお尋ねください)
こんにちは、健康ブログ編集長です。春のような陽気の日があったと思えば、底冷えするような寒い日もあり、温度管理や体調管理が難しい時期ですがお変わりございませんでしょうか?
日本人は冷たい飲食物を好むと何かで見たことがありますが、確かに周囲の若い子たちと話をするとそのように感じます。 食べ物、飲み物、服装などもそうかも知れませんね、
本日は著名人の体験を通じて、健康体質になるにはどうしていけば良いのかを考えていきましょう。
本日のテーマは、
「 温活のすすめ !」
私は大のボクシングファンで、古くは具志堅用高さんの時代から、最近では世界のモンスター井上尚弥チャンピオンまでテレビ、配信など欠かさず見ています。子どもの頃は名作「あしたのジョー」は欠かさず読んでいましたし、成人してからは「はじめの一歩」も大好きです。
皆さんもひょっとしたらご存知かも知れませんが、元世界チャンピオンである竹原慎二さんが数年前に膀胱がんにかかり、闘病生活を余儀なくされました。当時のかかりつけ医の問題で、発見自体も遅れたそうですが、ご本人と奥様の頑張りで無事に克服されました。
この時に心がけたことの数々が健康にすごく良い影響を与えると思いましたので、ご紹介したいと思います。
竹原夫妻が行ったこと
諦めない気持ちを持ち続ける
発見が遅かったこともあり、普通であればもうダメだ、もう治らないんだ・・・と諦めるのではないでしょうか? しかし本人と奥様は絶対に諦めないという決意を持ち、何が出来るかを考えたそうです。パートナーとの良い関係が出来ていたこと、一緒に頑張っていけた事が大きいと思います。
絶対に良い方法なんてあるわけありませんが、気持ちをどう持つかは非常に重要ですね。
今出来ることを可視化する
今の状況や今出来ることをノートに書きだしたそうです。自分が当事者や、その家族であったらパニックになるかも知れない状況なのに、冷静に今出来ることを把握する事も非常に大切ですね。
体を冷やさない、温活を心がける
今日のテーマにもなりますが、ご夫妻は徹底して体を温めるようにしたそうです。たしかに冷えが健康に良くないとは言われていますが、実際どうなのでしょう?体を冷やさないことが健康にどういう影響を及ぼすか、掘り下げていきましょう。
体を冷やすとどうなる?
私のまわりでも昔の人はよく言ってましたし、中国医学の漢方でも良くないと言われています。経験則的に知っていたのかも知れません。冷えは肥満やむくみ、生理不順、不妊、免疫力の低下など、様々な不調の引き金になるようです。そもそも体の冷えはどういうメカニズムで起こるのでしょう?
体が冷える理由
体内で熱が作られない
筋肉量と関係しますが、筋肉量が少ないと体内で熱が作られず、慢性的な冷えを起こします。1日のエネルギー消費量の60~70%は基礎代謝が占めており、基礎代謝量が最も多いのが筋肉。
つまり筋肉量が少ないと生み出せる熱量も少なくなり、冷えにつながるという仕組みです。
発生した熱が全身にいきわたらない
エアコンで冷えた部屋と暑い外とを行き来する、不安やストレスなどににより自律神経が乱れ、血流が滞り体内の熱が充分に行きわたらなくなる。現代人は昔の人と比べて体温が低くなっていますが、過度な冷暖房完備というのも悪い影響を及ぼしているように思います。
体内の熱が逃げやすい
水分ばかりを摂取すると体内の熱が逃げて体が冷えやすくなります。最近とにかくたくさん水分を補給しようというメッセージが目立ちますが、これは汗や排尿によって体内の不要な水分を排出できている場合で、そうでない冷え体質の方の場合は水分過多となり、さらに体を冷やし悪循環に陥ります。
冷え対策
冷えは病気ではありませんが、健康ではない未病の段階かも知れません。そういう状態を予防するのが、温活です! 温活の行い方をご提案しましょう。
ながら筋トレ
まずは冷えを行さないようにすることで、基礎代謝を上げるようにします。前述しましたが、基礎代謝量の大部分は筋肉で産生されますので、筋トレがおすすめです。筋トレというとジムに通って・・・とハードルが高いので、お家で出来る程度から始めてみましょう。
筋肉の大部分は下半身に集まっていますので、下半身中心に鍛えるのは効率的ですね。テレビを見ている最中や家事の合間に、ながらスクワットやながらつま先立ちなどは効果的です。また天候の良い日であれば屋外でウオーキングなども気持ちがいいし鍛えられます。
また筋肉は全身に血流を行きわたらせるポンプのような働きもありますので、筋肉量が増えれば体全体を温めることが出来るようになります。
冷たい飲み物をやめて、白湯を飲む
冷え性なのに、冷蔵庫で冷えた水を常用している方も多いようです。日本人は冷たい飲み物を好むようですが、確実に体を冷やしますので、温かい飲み物、特に白湯がおすすめですね。温かいコーヒーやお茶も時にはいいと思いますが、利尿作用もありますので白湯が良いと思います。今ならマイボトルで保温水筒を常備している方が多いと思いますので、携帯しやすいのではないでしょうか?
特に起床後の朝は水分補給の意味もかねて、白湯をゆっくりすすると温まること間違いなしです。
間食はナッツにしよう
間食は甘いものと決めている方も多いようですが、粉類や砂糖を多く含むお菓子は血糖値の上昇を促し、代謝を下げてしまいます。とくに、お菓子に使われる白砂糖は身体を冷やす原因にもなるため、お菓子はなるべく控えることが大切です。
お菓子の代わりにおすすめなのが、タンパク質が補給できるナッツ類。カシューナッツやアーモンド、くるみ、ヘーゼルナッツなど種類が豊富で栄養価が高く、満足感が得られるため小腹が空いたときにぴったりです。個包装や小袋入りなら食べ過ぎ防止にもなります。
湯船にゆっくりつかろう
シャワーで済ます場合もありますが、温かいお湯にゆっくりと浸かることで体温も上がりますし、血流が良くなります。
というのも、湯船につかると下半身に水圧がかかり、血液やリンパの流れが良くなります。老廃物が排出されやすくなるため、むくみが改善されやすくなるほか、心臓に戻る血液量が増えて全身の血流が良くなるため体温が上がるのです。
加えて、入浴は内臓の働きを活発にするため、代謝が上がって身体がぽかぽかと温かくなります。入浴時のお湯の温度は、じんわり汗をかくぐらいの熱さがベストです。38~40度のぬるめのお湯は副交感神経を優位にし、心身のリラックスにつながります。
また、入浴によって身体が温まると眠りにつきやすくなるので、冷えによる不眠にお悩みの方もぜひ試してみてください。
まとめ
最後までお付き合い頂き、有難うございました。本日は「温活で健康改善を!」というテーマでお話を進めてきました。いかがだったでしょうか?
私も10年以上前から年中白湯を飲み、風呂でゆっくり温まり、数年前から朝は温かい野菜スープを飲みようになり、運動は子どもの頃から定期的に行っているおかげか、重い病気にかかることもなく何とか健康に過ごせています。生かして頂いているという意味で、感謝しかありません。
納得して私もやってみようという方もいれば、全く気にもとめない方もみえます。最後は個人の自由ですが、気になった方は一度お試し頂くと良い結果が出るのではと考えます。何より心も温かくなる気がします。
それでは、また来週!
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◇ 編集後記
当ブログは週刊でスタートしましたが、最近時々隔週になったりしています。楽しみにして頂いている方には申し訳ないと思います。
当初から比べて自分の行う仕事が格段に増えた事もありますし、様々な仕事にトライしているという事でもあります。いくつになっても挑戦出来るという事は素晴らしい事だと感じています。
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<当ブログ記事に関しての注意>
・当ブログ記事は健康全般についての情報発信を行っております。専門外に関する記事もございますので、当院に連絡を頂いてもお答え出来ない場合がございます。詳細は専門の医療機関にてお尋ね下さい。
・また当サイトの記事は、健康を保証するものではございません。ご理解・ご了承下さいます様お願い申し上げます。
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