『 心のビタブロ~心を平穏に豊かにする為にも、本を読みませんか?』
三重県四日市市で開業しております「足立耳鼻咽喉科」スタッフがおくる、ちょっと疲れた心に栄養を与える「心のビタミンブログ」です。人生を前向きに生きる技術、夢を叶える秘訣、楽しく明るく生きる知恵などについて情報発信して参ります。
本来ならもっと生活が楽になり、ゆったり人生を楽しめるはずなのに、なぜかそうではない自分の人生。ストレスフルな現代を生きる上で、私のブログが少しでもお役に立つことが出来れば幸いです。
「心のビタミンブログ 第45回」を始めます。
こんにちは、ビタミンライターのシンです。本日は12月15日、今年もあと2週間ほどで終わります。有意義な1年だったと満足している方、反対に何もしてこなかったなあ・・・と後悔している方など様々でしょう。新年を迎えるにあたり、またまたお節介をやきたいと思いますので、最後までお付き合い下さい。
本日のテーマは、
「本は人生の彩(いろどり)を豊かにしてくれます 」
本の良さは今更申し上げるまでもなく、本好きやそうでない人も含めて重々承知のことだと思います。書店に行くと様々なジャンルの本が並んでいますが、あなたはどのジャンルが好きですか? それとも本はあまり読まない派ですか?
活字離れと言われて久しい現代、今や情報収集や娯楽はYoutubeなどの画像に主役は変わってきていますね。私もYoutubeは好きですのでよく見ますが、確かに理解しやすいし手軽です。字を読むことよりも楽に情報を得ることが出来ますね。情報量も動画は多いように思いますので問題ないと思いますが(不要なものも多いけど)、本とは何かが違う気がします。本も動画も好きな私も、実はこの”何か”が引っかかっています。何かとは何か(ややこしい!)、今まであまり考えてこなかったのですが、今回は良い機会ですので深堀りしていきましょう。
動画、本のメリット・デメリット
動画の良さは前述したように、取っ掛かりの良さがまず挙げられますね。スマホとの相性も良く、出先でもすぐアクセス出来ます。作っている側も、最近は機材も安価で良いものが出回っていますし、閲覧数の多い人気Youtuberの内容を参考にすればある程度のクオリティにはなっていますしね。
しかし見ている内容は難しい内容のモノよりも、楽しい系の動画や身近なグッズの解説系、お困りのネタ解決系が多いのも事実。人生を変えてくれるような動画ももちろんありますが、動画ユーザーの多数派にはウケないように感じます。よくも悪くもハードルが低いのが動画の魅力です。また意外と余分な動画を見てしまい、時間がかかるというデメリットもあります。
一方本の良さと言いますと、まずはある程度深く知ることが出来る点です。入門書から高度な内容の本まで、読み手のレベルで選べますが、良書を選ぶ目は必要。これを読書の楽しみと捉える方も多いのでメリットとも言えますが。またある程度最後まできちんと読むことが出来る、内容を理解する力が必要なとことも言えますので、苦手という理由かも知れません。
読書の習慣がないとなかなか集中する事が出来ませんので、途中で諦めたり、最後まで読みきっても理解出来ないとなり本は嫌いだとなり兼ねません。
知ることへの飽くなき欲求
そもそも論ですが、人には知らない事や興味のある事を知りたいという欲求が備わっています。また衣食住がある程度足りている現代社会ですので、次に求めるのは自己実現、知的欲求だと言われています。それを達成しようとすれば、それにふさわしい人に会ったり、新しい情報を得て行動をしなくてはならないケースが大半でしょう。例えば英語を話したいと思えば、英語を学ぶ講師やスクールなどの情報は欲しいですね。もし独学で学ぶとしても、何がしかの情報は必要ではないでしょうか。
人が成長するためには、
- 人と出会うことで影響を受ける
- 経験値を増やす、新しい経験をする
- 情報量が増えて、頭や心の中で化学反応が起こる
などがあげられます。要するに人を成長させるのは、人そのものか、もしくは人の情報なのです。人と会えなければ、違う方法でその人の考えを知るしかありません。そういう意味において本や動画がその方法で、まさにその人そのものです。
自分では今まで出来なかった経験を疑似体験したり、新しい考え方を身につけたりすることが自宅に居ながらにして出来ます。直接会うことが難しい人に、あたかも会ったようにその人の経験や考えを知ることが出来る。日本人でもそうですから、ましてや外国人なんて。ですので、本は時間や距離や社会的な枠を超えて、新しい出会いを得ることが出来るすごいツールです。しかも決して高くない!(ブックオフなら200円で手に入ります)
「それはわかったけど、自分に合うなら別に動画でもいいんじゃない?」
確かにその通りで、動画で同じような体験が出来れば構いません。あくまで私見ですが、記憶により残るという意味では”本”に軍配があがるように思います。記憶は身体のよりいろいろな部位を使ったり、思考の深さによって定着度合いが違います。もう少し言うと、より覚えるのに苦労したり、感情に結びつくほど記憶は強くなります。感情面は同じだとすると、より考えながら読む本、行間を考える本、アンダーラインなどを引く本の方が良いではないかと思うからです。
ですから、本屋に行ってたくさんの本を見て、触って、読んでみて欲しいのです。アマゾンでも良いのですが、リアルで本を見て欲しいのですね。ジャンルはまずは自分の気になる本、読みたい本で大丈夫。皆が読んでいる本でなくても、ご自身の感性をしたがっても良いと思います。
素晴らしい本、いや人と出会えることを期待しています。
それでは、また来週お会いしましょう。
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□ 編集後記
キンドルなどの電子ブックも使っていますが、私はリアルの本がやっぱり好きです。表紙のデザインや手触りも含めて、本の内容を記憶します。まるで画像のように思い出す瞬間が、たまらなく好きです。え、変態? う~ん、そうかも知れません(笑)。
おそらく近未来はデジタル化がさらに進むでしょうが、リアルな紙の本にもずっと残っていて欲しい、LPレコードにように。
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