『 心のビタブロ~自分を偽らない生き方!賢く本音で生きる方法 』
三重県四日市市で開業しております「足立耳鼻咽喉科」スタッフがおくる、ちょっと疲れた心に栄養を与える「心のビタミンブログ」です。人生を前向きに生きる技術、夢を叶える秘訣、楽しく明るく生きる知恵などについて情報発信して参ります。
本来ならもっと生活が楽になり、ゆったり人生を楽しめるはずなのに、なぜかそうではない自分の人生。ストレスフルな現代を生きる上で、私のブログが少しでもお役に立つことが出来れば幸いです。
「心のビタミンブログ 第55回」を始めます。
こんにちは、ライターのシンです。長引くコロナ禍の影響や世界情勢の不安などで、心の健康を失う方が多くなっています。体の健康ももちろん大切ですが、心の不調は心に悪影響を与えてしまいます。メンタルクリニックに通うのも一つの方法ですが、自分で出来るこんな方法はいかがでしょうか?
本日のテーマは、
「本音で生きれば、ストレスから解放される? 」
ストレスから解放されて生きるのはなかなか難しいのが現実ですが、考え方を変えて少しでも軽くすることは可能です。解決する方法のひとつは、ズバリ本音で生きること。
「それはわかっているけど、それが出来ない性格だから苦労しているんでしょ!」
そうですね、わかっちゃいるけど止められないじゃなくて出来ないんですよね。私もそういう部分はいっぱいありますので、よ~くわかります。今日は自分で出来るお勧めの方法をご紹介させて頂きます。
現実社会の実態
当然のことですが学校、会社などでは協調生活を求められます。違う価値観や生活習慣を持つ個人の集まりですので、社会生活の基本ですのでこれは仕方がないというか、協調しないと上手くやっていけませんね。ですので建て前と本音を上手く使い分けながら生きていくわけですが、人によってここで差が出てしまいます。
- とにかく自分の主張を押し通そうとするタイプ。本人は当たり前のように自分の意見を主張し、相手にもその価値観を強要してきます。あまり多くはないタイプだとは思いますが、もし周囲にいるとかなり厄介です。特にこういうタイプは無自覚ですので、出来ればいなくなって欲しいですよね(笑)。
- 次はあまり細かいことは気にせずに上手く調子を合わせるタイプです。こういう人は結構いるのではないでしょうか?要領がいいタイプですね。
- そしておそらく一番多いタイプだと想像しますが、表面的には何とか周囲と合わせていますが、結構ストレスを感じているタイプです。相手の言い分に同調しながらも実は異論があったり、強引に言われてしぶしぶ承諾したり。自分の本音をなかなか言えないので、いつも自分を偽って生きている。
本音と建前のバランスはケースバイケースで、非常に難しい問題のひとつではあります。しかし自分と上手く折り合いをつけていかないとストレスが溜まる一方ですので、どうしていけば良いのかを考えていきましょう。
本音で生きる方法と注意点
もう一度申しますが、現実問題、本音で生きることはかなり難しい感じがします。特にそういうテーマで心を痛める人は、基本的に優しい人が多いと思います。自分の発言や行動が相手にとってどうなのだろう?とか気にする(しすぎる?)から本音が言えなくなってしまうんですよね。実際に不用意な発言で相手を傷つけた経験もあるかも知れません。その結果、相手や自分が傷つくのを恐れてしまい、相手に変に同調したり自分を偽って生きるようになってしまう。一筋縄ではいかない問題ですね。
ただいつも自分を偽って生きていると、知らず知らずのうちにストレスが溜まり心を蝕むことにも繋がりかねません。ここは気持ちを強く持って、実際の日常生活の中でどうしていくかを考えなくてはなりません。
私がいつも思う事ですが、実は自分が考えるほど相手は気にしていません。というか、基本的に人間は自分自身にしか興味はありませんので、自分が心配するほど眼中にないのです。だから気を遣って反応を伺いながら話したり行動することは、あまり意味がないと思います。相手がどう反応するかなんてわからないので、言うべき時ははっきり言っても構わないとも思います。
但し本音で生きる上で注意しないといけないことがあります。それは前項でお話したように、自分の価値観の押し付けになってはいけないということです。本音で生きてみたら?と提案していますが、押し付けは根本的に意味が違います。相手を尊重しながら、自分も尊重する(本音でぶつかる)という意味ですのでご注意下さい。
そして心を痛めているあなたには、人に対する優しさがあります。いくら本音がいいと言っても、他人に対する優しさは忘れないで下さいね。
まとめ
難しい問題について勝手なお話をしてきましたが、あなたはどう思われましたか?
以前、心屋仁之助さんの著書を拝見していて心に響く文章を発見しました。
「人様に迷惑をかけないなんて嘘だ。人は迷惑をかけて、かけられてお互い助け合って生きていくものだ。だから本音を言って、言われて生きていく方が楽しいよ」
こんな意味だったと記憶しています。私も建て前ももちろん使いますが、なるべく本音で生きていこうと誓って生きてきました。そのおかげかどうかはわかりませんが、人間関係においては恵まれていると感謝しています。あなたも本音中心で生きようと思ったら、これからの人生が変わるかも知れません。
それでは、また来週お会いしましょう。
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□ 編集後記
心屋仁之助さんの本は非常に明るくてわかりやすいので、私の好きな著者のひとりです。シンプルな文章ですが、意外と(失礼?)奥が深い。時間が経って読み返すと、「ああ~、こういう意味だったんだ!」と気づくことが多い本です。
その中にこんな教えがありました。
「こうなりたい→行動する→その結果、なりたい自分になる(なれなかった)ではなく、なりたい自分になった!と先に思うことだ大事なんだ。そしてそれを信じる事が大切だ」という文章です。行動した結果になるのではなく、もうなっている。訳のわからないことを言うようですが、最近意味がわかった気がします。
あなたもこの意味を、一度じっくり考えてみませんか?
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