『 他人の視線が気になる方、お試しあれ!』
三重県四日市市で開業しております「足立耳鼻咽喉科」スタッフがおくる、心のビタミンブログです。
人生を前向きに生きる術、夢を叶える秘訣、楽しく明るく生きる知恵などについて情報発信して参ります。
文明は発達し、生活はずいぶん便利になりました。家事ひとつとっても昔とは大違いです。
もう欲しいモノがないほどの時代なのに、何故か満たされない。孤独を感じる。
本来ならもっと生活が楽になり、ゆったり人生を楽しめるはずなのに、なぜかそうではない自分の人生。
ストレスフルな現代を生きる上で、私のブログが少しでもお役に立つことが出来れば幸いです。
「心のビタミンブログ 第 7回」を始めます。
こんにちは、ブログライターのシンです。コロナは日常を大きく変えましたし、人の本性も暴き出した感もあります。我々日本人の同調圧力の強さもそのひとつです。
少し前に”KY”という言葉も流行りましたが、周りの空気を読んで周りに合わせる。無言の圧力のように感じます。
協調性という面では良いと思いますが、人の視線を気にするあまり自分を殺してしまい、言いたいこと・やりたいことが出来ない。こんな声も多いのも事実です。
本日のテーマは、
「 人の視線なんか気にせず、自分らしく生きよう!」
人の視線なんか気にせずに、自由に発言したり行動出来る。たぶんかなり少数派だと思いますが、こう言い切れる方はある意味幸せですね。しかし大多数の方は、他人の目を気にして生活しているはずです。
他人の視線が気になる理由
無人島にたった1人だとしたら、視線はそもそも無いので自由に暮らすことが出来ますね。裸でも大丈夫でしょう。でも2人以上になると、途端に他人の視線や言動・行動を気にするようになります。人間は非常に社会性の強い生き物ですので仕方ありませんが、動物の世界も同様に他の動物との関係性は存在します。
サルの世界は人間社会とかなり似ています。ボスザルに服従しなくてはならない上下関係や、その地位を賭けてオス同士が戦う競合性、お互い助け合って生きる相互扶助の関係、子ザルを群れとして育てる関係性など非常に多様な社会性を持っています。また温泉の湯に入るサルは有名ですが、他のサルの行動を真似る習性も人間そっくり。
こう考えると、他人との関係性を保つ為に視線を気にするのうなずけますね。生命の本質は生存することですから、その目的の為に他の個体と上手く折り合いをつけて生きていくという、生命のなせる業ではないでしょうか?
視線恐怖症
このように生存に必要なスキルなんですが、あまりに気にし過ぎると問題が発生します。
- 他人の視線が怖くて、何も出来ない。
- 何かする度に文句を言われると、思うように話せなくなる。
- 他人の顔色ばかり気にして、疲れる。
等々日常生活に支障を来たすケースも出てきて、ひどくなると精神科のお世話になる方も実際にみえます。生きる為の術であるのに、それ自体が足かせになって不自由な状態になる。これでは本末転倒です。
視線を気にせず暮らしていく方法
言葉では簡単ですが、これはなかなか難しい課題です。なんせ視線だらけの社会の中で、視線を気にするなと言う方が難しいと思います。
それに視線が気になる方は、おそらく繊細な方、優しい方が多いのではと推測するからです。
そういう方の気持ちや感じ方をどうすれば改善できるか?
私なりの改善策をひとつご紹介させて頂きます。今はこんなズケズケ喋るジジイですが、10代の思春期の頃は人の視線が気になる時期がありました。
若い時の私ときたら、それはカワイイ・・いかん、脱線しそうですので修正! そんなセンシティブな時期を経験をしていますんで、充分気持ちはわかります。
他人の視線を気にするということは、自分がどう見られているかを気にするという意味だと思いますので、改善策はひとつ。
他人がどう思うおうが、自分は自分!と思うことです。良く思われたいと思うと、途端に他人の視線や評価が気になり始めますね。
言い換えれば自分の欲ですので、欲を捨てると楽になります。簡単でしょ!
「そんな簡単にいけば、苦労しないよ!」
とお叱りを受けそうですね。欲を持つと良い面もありますが、悪い面の方が多いように思います。自分をよく見せようと視線を意識して行動しても、上手くいったことはあまりないような気がします。何より他人は人のことなんか、ぞんなに見ていませんよ。写真でも真っ先に見るのは自分で、あとは興味のある人をチラチラ見るくらい。安心していいと思います。
ですから、どうせ見てないし、見てても何とも思ってないくらいに割り切って丁度良いくらいです。人の視線は自分に突き刺さるレーザービームではなく、自分に当たってどこかに反射していく頼りない白熱灯みたいなもんです。他人の視線は怖い方は、是非そんな感じで生きていきましょう。
逞しく、時には多少自己中で、でもとっても優しい。そんな人になれるよう、一緒に頑張っていきましょうね。
それでは、また来週お会いしましょう。
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□ 編集後記
最近少し料理に興味が出てきて、時々簡単な料理を作ります。見た目はイマイチで失敗もしますが、食べたい料理を自分で作って食べるという醍醐味を味わっています。
残念ながら才能はなさそうですが(笑)、楽しんで挑戦していこうと思います。
やることがない、目標が見つからないという声は本当にたくさん聞きますが、こんな日常にも挑戦することはたくさんありますよ。
探していた青い鳥は、自分の家の鳥かごの中にいるのかも知れません。
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