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足立理事長より

院長交代のご挨拶

みなさん、こんにちは。医療法人成松会 理事長の足立光朗です。

この度四日市の足立耳鼻咽喉科の院長を扇 和弘医師に任せ、私は理事長として、陰ながら支えていく事になりました。

2010年にご縁を頂き、この四日市市羽津山町に開院以来、医師・スタッフ一丸となって、地域の耳鼻咽喉科医療に少しでも貢献出来るように尽力してきました。

15年の間当法人成松会が地域に根付き必要とされるようになってきたのは、地域のみなさんからのご支援の賜物に他なりません。みなさまの開院以来のご支援感謝いたします。有難うございます。

2019年には愛知県名古屋市に分院の足立耳鼻咽喉科 伏見クリニックを開院、同時期にバックオフィスである経営企画部も立ち上げ、ホームページを中心とした情報発信やより地域のみなさまの耳鼻咽喉科の病気や診療を知って頂く活動にも力を入れ始めました。

直後に新型コロナ禍が起こり、日本全国のクリニックと同様に、また四日市・伏見のクリニックも、危機的な状況や混乱に陥り、医師・スタッフ一丸となって、その危機を乗り切ったのは、記憶に新しい所です。

その渦中でも、また後も、みなさんの病気や健康に向き合う姿勢が、また私たち医療機関に求められている事が、変わってきた事を私は日々の診療や皆様からの訴えの中で感じておりました。

それは、新型コロナを含めた病気になってから対処するのではなく、ならないように予防したい。
もっと言うと健康でありたい、美しくありたいという人間が本来持っている気持ちが表面化してきた。また医療従事者として、その声に応えていかなければならないと感じておりました。免疫力の向上に微力でもお役に立てないかと免疫注射を始めたのもこの頃からです。

2040年問題という言葉をご存じでしょうか?少子高齢化や人口減少が進むことで、2040年に顕著に表面化するさまざまな社会問題をさしています。私共の医療関係では、社会保障費の増大、医療介護サービスの需要の急増などが叫ばれており、社会保障を持続可能ならしめながら、医療福祉サービスの改革が必須と言われています。こういった場合に大切な事は悪いあの人、かわいそうな私となるだけでなく、じゃあこれからどうする?といった建設的な次の一手が肝要かと思います。そこで私が提案するのは、病気になってから対応するのではなく、予防・健康・美容に力を入れるのはどうでしょうか?という提案です。

『病気の予防・健康・美容に貢献する』を経営方針の中に入れています。

これは2040年問題の解決に何か少しでもクリニックとして貢献出来ないかとの志で行っております。

一例をあげますと花粉症に対しても薬を処方するだけでなく、舌下免疫療法の普及に力を入れ体質改善を進めています。推定患者の1割程度しか受診していないと言われる睡眠時無呼吸症候群についても情報発信や検査・治療を進めております。今後はダイエットも含めた栄養指導のプログラムを準備しております。

マヌカハニーであったり、Lypo-Cやアンチエイジングサプリを扱っているのも、病院に来る前の状態の改善に何とか貢献したいという想いでしております。

インスタ、XやYoutubeでの情報発信をしているのも、あまた情報があふれる中で、医療の専門家として、正しい情報発信は究極の社会貢献になるとの信念から続けております。Youtubeのコンテンツの中でもかぜの予防のコンテンツは好評のようです。高度な医療ももちろん大切です。ただ私は一人一人の個人が自分の健康は自分で守るという自己責任の意識も大切との信念からこういった耳鼻科周辺の予防・健康・美容の情報発信もしています。

私がこの三重の地に大学でやってきて以来約35年の時が経ちました。この地で伴侶とも出会い、クリニックのスタッフというかけがいのない仲間とも出会う事ができ、この三重は私の第2の故郷となりました。残りの人生で、私と足立耳鼻咽喉科を育ててくれたこの東海地区に何とか恩返しをしていきたいと心に切に誓っております。

皆様に育てて頂いたおかげで、足立耳鼻咽喉科は地域に根付いたクリニックになりました。

力のある者はその力を世のため人のために役立てる義務があると考えております。

私は医療法人成松会のリーダーとして、足立耳鼻咽喉科を陰ながら支えていくのはもちろんの事、より東海地区のひいては日本の耳鼻咽喉科の『病気の予防・健康・美容に貢献する』ことが出来るように今後とも尽力していきます。

みなさんのご支援に深く感謝しております。有難うございます。今後ともみなさんのご指導・ご鞭撻を賜れば幸いです。

今後とも足立耳鼻咽喉科をよろしくお願いいたします。

 

医療法人 成松会 理事長 足立光朗                                    

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