なるべくお待たせしない 4つの診療体制
仕事に、家事に、育児に多忙な方の時間を大切にします
「次のアポイント、ギリギリ! 急がないと~」
「あ、保育園のお迎えの時間だわ! 忙しい~」
「パートの時間に間に合わない~」
「孫の子守りで大変だあ~、疲れた・・・」
当院が開業する四日市羽津山地区は、古くからの住宅地で人口も多く、ファミリー世帯がたくさん暮らす、静かな良い街です。そんな静かな住宅地ではありますが、お住いの方は仕事・家事・育児などに大変忙しい日々を過ごしておられると思います。
そんな多忙な世代の方の負担を少しでも減らすことが出来ないかと、全員で考え、試行錯誤を繰り返し、発展途中ではありますが「なるべくお待たせしない診療体制」を作り上げました。
1.Web仮受付システムの導入
「医院まで行かなくても順番取りが出来る!」
「今の診察の進み具合が、スマホで確認出来る!」
スマホなどで簡単に受付番号が取れる「Web仮受付システム」を採用しております。仮受付けの方法を簡単にご紹介致します(もっと詳しい内容が知りたい方は、コチラへ)
1.Web仮受付ページにログインしてください。
・Web予約はこちらから
・QRコードを読み取って下さい。
(上記いずれかの方法でログインして下さい)
2.ログイン後、診察券番号で仮受付をして下さい。
3.ご自分の番号の大体10番前くらいにご来院頂き、受付にて本受付を完了して下さい。
文章で読むよりも実際に行って頂くと、はるかに簡単に感じて頂けると思います。
(実際に受付される方は、コチラから)
2.医療秘書制(シュライバー)システムの導入
患者さんのたくさんの医療情報を記録・保存する為に、電子カルテは医療機関に必須のツールと言えます。でもカルテにインプットする為に、診療する医師が入力作業に追われてしまい、患者さんと目を合わせないケースも散見されます。
この矛盾する2つの大切なことを、解決する方法として「医療秘書制」を採用しております。院内では「シュライバー」と呼んでいますが、医師の横に診療内容を電子カルテに書き込む事務員を配置しています。これにより、医師は患者さんに向き合い、診察に集中することが出来ます。
患者さんとの充分な対面診療と、お待たせする時間を少しでも短くすることを両立出来るよう、さらに精度を高めていきます。
3.院内調剤システムの採用
医薬分業の進展に伴い、多くの医療機関は処方箋を発行し、薬は薬局で調剤する仕組みになりました。確かに薬の専門家である薬剤師さんが薬をチェック、調剤するというシステムにもメリットがあります。反面、手間が増える、窓口負担が増える、トータルの待ち時間が長くなるなどのデメリットがあるのも事実です。
「患者さんをお待たせしない為にどうすれば良いか?」という視点に立てば、院内でお薬を渡せる今の仕組みが最適だと私たちは考えます。
4.お会計自動精算機の導入
せっかく診察が速く終わっても、会計待ちで時間がかかる・・・こういうご経験、おありではないでしょうか?
当日行った診療行為を全て入力し計算しますので、どうしても時間がかかります。またお釣りをお渡しする際、間違えたりすることも皆無とは言えません。
こういう「お会計」の煩雑さ・手間を解決する方法として、私たちは自動精算機での会計を考えました。
導入前は正直なところ不安もありましたが、導入後は「便利だね!」と好評で、お会計の時間も短縮されて、本来注力すべき”医療やケア”の部分に集中出来るようになりました。
5.この仕組みを円滑に進めていくスタッフのトレーニング
そして一番大切なのは、人です。いくら良いシステムがあったとしても、使う側の人間が上手く扱えないようでは元も子もありません。私たちは日々の仕事の結果を検証し、改善につなげられるよう話し合いをしています。また新しいIT機器や医療機器、お薬の勉強、接遇の見直しなどを定期的に継続して行っています。院内掲示の見直し、キッズコーナーの飾り付けなども担当を決めて実施しています。
ご紹介致しました「4つの仕組み」を中心に、忙しい患者さんをなるべくお待たせしない診療を心がけて参ります。