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花粉症の点眼について

抗アレルギー剤(点眼剤)の見直しについて

花粉症シーズンに処方させて頂いている「抗アレルギー剤(点眼)」ですが、ジェネリックが発売されましたのでラインナップの見直しを致しました。

パタノール点眼・・・オロパタジン点眼(製造元:サンド薬品)に変更します。この製品はAG(オーソライズドジェネリック)で、先発品パタノールと全く同じ原料や添加物を用いて、製法も全く同じ製品です。全く同じ製品なのに、名前とメーカーが変わるだけで窓口負担はかなり安くなるので変更させて頂きます。
2022年度1月時点の比較になりますが、パタノール1本で薬剤費831円、ジェネリックは薬剤費320円で約6割引きくらいになります。かなりお値打ちです。

アレジオン点眼・・・今はLXという1日2回タイプを処方していますが、まだジェネリック製品が発売していません。ですので、以前使っていた1日4回タイプのジェネリックを採用致します。
これもパタノール点眼同様に薬価がかなり安いので、窓口負担も少なくなります(2回タイプの半分くらいです)。アレジオンはコンタクトレンズでも使用可能ですので、使用回数と薬価で選択頂けます。

これで抗アレルギー剤の点眼のラインナップが4種類になりました。(24日頃から、在庫が揃う予定です)

  1. オロパタジン点眼:先発品と全く同じで、品質とコストパフォーマンスの両方を合わせ持ったジェネリックです。
  2. アレジオンLX点眼0.1%:コンタクトをしていても使える、1日2回タイプ。先発品ですので、薬価は高い。
  3. エピナスチン点眼0.05%:コンタクトをしていても使える、1日4回タイプのアレジオン点眼0.05%のジェネリック。ジェネリック医薬品ですので、薬価は安い。
  4. レボカバスチン点眼:先発品リボスチン点眼のジェネリック医薬品。薬価が安い。

全体的に窓口負担が少なくなり、使用回数も選んで頂けます。診療前に窓口でも結構ですし、診療中に医師にご希望をお伝え頂いても結構です。

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