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『 健康ブログ~花粉症の辛い症状を抑える基本治療をお話します!』

[2022.12.19]

三重県四日市市の足立耳鼻咽喉科がお届けする健康ブログです。当ブログでは耳鼻咽喉科領域に限らず、もう少し広い視野でより快適に生活できる情報を発信します。また流行りの健康情報ではなく、基本に忠実な情報を書きたいと思っています。末永く宜しくお願い致します。
(専門外の病気についての詳細は、各専門科でお尋ねください)


こんにちは、健康ブログ編集長です。実は今日は嬉しいニュースがありますので、皆さんにご報告致します。

それは「伏見クリニック 2023年1月25日(水)より診療開始!」というお話です。現在は分院長の急な退職で皆さまにはご迷惑をおかけしておりますが、ようやく再開出来ることになりました。伏見クリニックの患者さんからはお叱りを受けたこともありましたが、それ以上の励ましを頂いており、ようやくお応えする事が出来ます。宜しくお願い致します。


本日のテーマは、

「 花粉症に効果のある初期療法とは? 」


「まだ12月なのに、もう花粉症?いくらなんでも早すぎませんか?」

こう思われる方がかなり多いと思いますが、あっという間に時は過ぎていきます。そして花粉症の方には恐ろしい予報が、すでに関係機関や各製薬メーカーから出されています。

2023年 花粉飛散予測

日本気象協会のホームページを見ると、花粉症の方の悲鳴が聞こえそうな予測が出ています。

その前に今一度花粉の飛散メカニズムをおさらいしておきましょう。

花粉飛散の仕組み

花粉飛散量は前年度の夏の気温が大きく影響します。気温が高く、日照時間が長く、雨の少ない夏は花芽が多く形成されて良く春の飛散量が多くなると言われています。

2022年の夏はどうだったかと言いますと、梅雨前線の活動が弱く、特に6月の降水量は西日本太平洋側でかなり少なかったことを覚えてみえますか?

また日照時間は東日本、西日本ともに非常に多くなりました、気温も6月後半から7月上旬にかけて太平洋高気圧が強まり、東・西日本を中心に晴れてかなりの高温になりました。
この諸条件はスギの花芽形成に好条件となりました。

さらに2021年~2022年に花粉飛散量が少なかった地域が多く、スギの木に花芽を形成させるエネルギーが蓄えられていたため、より一層花芽の形成が促進されたと言われています。

このような仕組みを頭に入れて、今シーズンの予測を見てみましょう。

23年の飛散量

まず花粉が飛ぶ量ですが、ズバリかなり多そうですね。気象庁の予測でも、

特に四国、近畿、東海、関東甲信では非常に多く飛ぶ見込みです。前シーズンは症状が弱かった方も万全な花粉症対策が必要になりそうです。

というコメントとなっています。

23年 飛散時期

スギ花粉の飛散開始※は、九州から東北まで例年並みとなるでしょう。2月上旬に九州や四国、中国、関東の一部から花粉シーズンがスタートする見込みです。

2023年の1月から2月にかけての平均気温は、西日本と東日本で平年並みか低く、北日本ではほぼ平年並みでしょう。この時期らしい寒さにより休眠打破が順調に行われて、スギ花粉の飛散開始は各地で例年並みとなる見通しです。スギ花粉は、飛散開始と認められる前からわずかな量が飛び始めます。2月上旬に飛散開始が予測される地域では、1月のうちから早めに花粉対策を始めるとよいでしょう。

あくまで予測ですので外れることもありますが、用心しておいた方が良さそうですね。


初期療法とは?

このように花粉の飛散量が多い場合、どうすればよいのでしょうか?

今までの当ブログやホームページなどで「レーザー治療」や「舌下免疫療法」、「ゾレア皮下注」などの情報を発信してきましたが、レーザーと舌下免疫療法は残念ながら終了しました。ゾレアは対象が限定されますので、お勧めしたいのが「初期療法」なのです。

 *花粉症の初期療法とは、花粉症の症状が出始める花粉飛散時期の前にいつものお薬を飲み始めるという治療法です。

 

「え、ちょっと待ってよ。それってやっていることは変わらないんじゃない?そんなんで効果あるの?」

はい、また?適当な事を言ってと疑っていますよね。特別な薬を飲むならいざ知らず、同じ薬を飲むだけで何が変わるのと疑問に思うかと思います。そんな方の為に、花粉症で飲む薬の良い点、悪い点を考えてみましょう。

花粉症治療に用いられるお薬は、まとめて抗アレルギー剤と呼ばれています。その中にはいくつか種類がありますが、ややこしくなるのでここでは触れません。
抗アレルギー剤は花粉症の症状である「くしゃみ・鼻水・鼻詰まり」を改善してくれる有難い薬ですが、欠点もあります。それはまずは眠くなること。

花粉症で頭がボーとするのか、薬でボーとするのかどちらかわからないくらい眠気が出る場合があります。これが嫌で薬の服用を我慢する方もみえます。

もうひとつの弱点は、効き始めるまでに時間がかかる事。耳鼻咽喉科や内科で処方される花粉症の薬のほとんどは、効果が出るまでに時間がかかります。ですので花粉飛散だ、ヤバいと飲み始めてもすぐには効かず、全く症状が治まらないという場合が多いのです。

薬剤によって差はありますが、おおよそ2週間~3週間のタイムラグがあるのが抗アレルギー剤なのです。

前置きが長くなりましたが、このようにスロースターターな抗アレルギー剤、どうすればいいかと思いますか?

そうなんです、花粉飛散の前から飲み始めることが上手く症状を抑えるコツです。それが初期療法です

当院では毎年寒中見舞いと兼用で「初期療法のススメ」的な葉書を患者さんにお出ししています。葉書が届いた頃(1月10日ごろ)から末までには服薬を開始してほしいと思います。

 

まとめ

最後までお付き合い頂き、有難うございました。本日は「花粉症治療の基本”初期療法”」というテーマでお話を進めてきました。いかがだったでしょうか?

簡単で効果も高い治療法で、毎年行っている方もかなり増えてきました。反面やはり症状が出るまでは全く関心がないという方もみえます。私も含めて人間はそういう生き物ですが、今年は一度チャレンジして効果を実感してみませんか?

普段からの地道な行動が、健康を左右しますよ。


それでは、また来週!

 

 

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◇ 編集後記

寒くなってきましたね~。クリスマス、正月も間もなくで、コロナ禍で疲れ切った人々も今年は久しぶりに交流したいなあと集まりを楽しみにしているのではないでしょうか?つくづく人間は社会的な生き物なんだと思います。

大勢にせよ、一人にせよ、楽しむ時は楽しんで頂きたいですし、そういう気分になれないなら、少しでも気分の休まる時間にして欲しいと心から思います。

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☆ 花粉症撲滅に挑戦する!花粉症の方、必見!つらいアレルギー性鼻炎の対策を様々なご存知ですか?

(1)【シーズン直前の対策!】「初期療法」は定番中の定番! 1月下旬頃から花粉症の薬を飲み始める治療法で、シンプルですが効き目大! 

(2)【重症の方へ!】花粉症重症の方に大朗報!速効性と効果を兼ね備えた「ゾレア注」をご存知ですか? 

(3)【花粉シーズンへの備え】即効性なら、「レーザー治療」! 今年は6月頃から再開します。 

(4)【花粉症が治る!?】成功者続出の「舌下免疫療法」! 今年6月以降に再開致します。

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2.足立耳鼻咽喉科 伏見クリニック:愛知県名古屋市中区栄1丁目2-3 プラウドタワー名古屋栄2F

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