『 心のビタブロ~助け合いの循環を生み出そう!助けるは、助けられるです』
三重県四日市市で開業しております「足立耳鼻咽喉科」スタッフがおくる、ちょっと疲れた心に栄養を与える「心のビタミンブログ」です。人生を前向きに生きる技術、夢を叶える秘訣、楽しく明るく生きる知恵などについて情報発信して参ります。
本来ならもっと生活が楽になり、ゆったり人生を楽しめるはずなのに、なぜかそうではない自分の人生。ストレスフルな現代を生きる上で、私のブログが少しでもお役に立つことが出来れば幸いです。
「心のビタミンブログ 第48回」を始めます。
こんにちは、ライタ-のシンです。明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。さあ2022年が始まりました、と言っても劇的に変わるわけではないのですが、何となく気分新たな感じではないでしょうか?当ブログも皆様に支えられて、今年も続けられそうです(人気がないと打ち切りになる、少年ジャンプのような厳しい環境です笑)。
新年第1回目は、最近徐々に高まってきている社会的な動きをご紹介します。これを読んで、他人を助けたいと思って頂ければ幸いです。(読売新聞1月4日号を参照させて頂いております)
本日のテーマは、
「 自分がして欲しいことを、他人にもしてあげる 人生の黄金律を知る!」
日本における助け合いの現状
突然ですが、あなたは寄付をしたことがありますか? もう一つお聞きしましょう。ボランティア活動をした経験はありますか?
「寄付かあ・・・。気持ちはあるんだけど、つい忘れてしまって・・・」
「ボランティア活動?う~ん、した方がいいとはわかっているんだけど、自分のことで手一杯だよ・・・」
そうですね、正直な本音だと思います。海外ではかなり普及しており、ミリオネアたちが大金を寄付したり、チャリティーイベントを開催したり、学生達がボランティア活動を普通に行っているのを聞いたことはあるのではないでしょうか? 日本にも昔から相互扶助の考えはありながら、何故か文化として根付いていないと言われて久しいですが現実はどうなのでしょう
寄付白書2021によると、2020年の国内寄付総額は推計1兆2126憶円。東日本大震災のあった2011年の1兆182憶円を上回り、過去最高。ふるさと納税は6725憶円で2016年比は2.4倍に急増し、それ以外の寄付も1割増しという結果が出ています。
すごい金額で、正直驚きました。日本では寄付は根付かないと思っていましたが、捨てたもんじゃないですね。
読売新聞(2022年1月4日 12版より)の記事です。
「名古屋市の会社員の女性。一昨年に返礼品のないふるさと納税を利用し、豪雨被害が起こった熊本県人吉町に15000円、岐阜県白川町に1万円を寄付した。自分の寄付金が少しでも災害復興や安心安全な暮らしに役立つといいと思った」
偉い!私、泣けてきました。私もふるさと納税を毎年使っていますが、返礼品ありきで寄付先を決めていました・・・。この女性のようにすることが、本当の意味での寄付なのかも知れません。
コロナ禍が助け合いの心を想い出させた?
コロナ禍で多くの方が大切な人を失ったり、後遺症に悩んだり、仕事を失ったりしました。もちろん今もまだ継続中です。本当につらい状況ですが、良いこともあったようです。それは他人を助けるという心。寄付白書によるとコロナ前後で比較すると、約4割の人が「身近な人との助け合い意識」。約3割が「見知らぬ他者との助け合い」が強まったと回答したそうです。コロナという強力な危機を迎える中で、明らかに国民の自助意識が高まり、今後も増えていくと予想されています。
他にも明るい記事が掲載されていました。大分市のあるフリーアナウンサーの方は2019年から「ブックサンタ」というクリスマス限定の慈善活動に協力しているそうです。この仕組みは協力店などで本を購入しその場で寄付をすると、クリスマスイブにサンタに扮したボランティアが困窮家庭の子どもらに届けてくれるというもの。
実際に行った方によると「会ったことはないけれど、子どもたちの喜ぶ顔を想像しながら本を選ぶ時間がすごく楽しく、誰かのサンタになれるのも嬉しい」。運営するNPO法人”東京チャリティーサンタ”によりますと、17年以降協力書店は約8倍の461か所、寄付された本の数は当初の40倍の3万5000冊を増えたそうです。
ここで、少し自分の言い訳をさせて下さい(笑)。私ももう10年くらいになると思いますが、毎月寄付をしています。恵まれない境遇の子どもたちの支援にと、毎月2団体に合計1万円ずつ。本当にわずかな金額ですが、何かの助けになっていると信じて。
また昨年春ごろからボランティア活動も始めました。学習する場を持てない子どもたちの学習施支援ボランティアです。この年齢で小学校や中学校の勉強は正直かなりきつかったですが、自分の得意な分野で出来ることでこれもわずかですがお手伝いをさせてもらっています。
ここで何を申し上げたいかということですが、他人を助ける行為は損得で考えると得は無くて労力や時間が無駄になったとも言えます。しかし実はそういう損得勘定で考えてても、寄付やボランティアなど他人を助ける行為は実は自分を助けている行為なのです。信じられない話ですが損得で言っても、得なのです。
別にボランティア活動に引きずり込んで何かさせようとか、寄付金詐欺をする気も毛頭ありません(笑)。そうですね、例えばあなたが誰かにプレゼントをする時を思い浮かべて下さい。他人でなくて大切な人でいいです。
プレゼントを何にしようと考えている時、どんな気持ちですか?おそらく、受け取ってくれる人の笑顔や喜ぶ姿を想像しているのではないでしょうか?
そしてドキドキしながら渡した時の表情、これを見たいがためにやっているではないでしょうか?
そうなんです、プレゼントは受け取る人も贈る人も本当に嬉しい。いや実は贈る人の方が嬉しいかも知れません。寄付やボランティア活動も同じで、受け取る人の笑顔や喜ぶ姿だけで他には何もいらないくらい満たされるのです。
先程のNPO法人の理事の方もこう仰っています。
助けているようで助けられている。助けられているようで、実は助けている。そんな循環の輪が広がればきっと良い社会になると思います。
もしこのブログを読んで、何かしたいと思って頂いた方は、各地でいろいろな助け合いの場がありますのでそこに参加したり、寄付もネットで出来ますのでこずかいのあまりを寄付してみたりを始めてはいかがでしょう? 始まりはほんの気持ちで良いと思いますし、その一歩はすごく素晴らしい。
「自分がして欲しいように、人にしてあげなさい」有名な聖書の一節で、シンプルな言葉ですがすごく奥の深い、しかし実行は難しい言葉です。でもこの気持ちで生きられれば、きっと幸せな気持ちで過ごせると思います。世知辛い人生ですが、こんな生き方をしてみませんか?
それでは、また来週お会いしましょう。
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□ 編集後記
助けているようで、助けられている。この言葉の意味をご理解頂けたでしょうか?
ご家族、ご夫婦、友人、恋人、職場の上司や同僚、後輩。ありとあらゆる人に助けてもらい、助けています。この輪をもっともっと広げることが、結果的に良い社会を作ることにつながると信じています。
悩み多き人生ですが、意外とこんなところに答えがあるのかも知れませんね。
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「 安心・安全で人に優しいクリニックをつくり、地域社会に幸せの循環を創る 」
□ 足立耳鼻咽喉科 四日市本院:四日市市羽津山町7-8
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