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『 そんなに力まず、脱力しよう!』

[2020.10.12]

足立耳鼻咽喉科が発行する健康ブログです。
地域の皆様の健康の一助になるよう、情報発信しています。


こんにちは、健康ブログ編集長の嵐です。

皆さん、健康にお過ごしでしすか?少しずつ寒さを感じる季節になってきましたので、衣服や寝具などを秋~冬バージョンに変えて風邪などひかぬようご自愛下さい。

本日のテーマは、

「脱力(だつりょく)のススメ!」です。

猫の脱力

 

現代社会は医学の発展のおかげで、様々な病気を克服し平均寿命が延びました。日本人の死亡原因のトップである”ガン”でさえも、近い将来治すことが出来るかも知れません。
しかしその一方で、何となく健康がすぐれない状態、認知症、精神疾患などは増加しており、長寿ゆえの病気やストレスフルな社会を表しています。

身近なところでは肩こり、腰痛、目の疲れなどは大部分の方に当てはまる症状ではないでしょうか?
世の中の仕事は、体を動かす仕事が減ってデスクワークが増えていますので、その影響も大きいと思います。

お客さんの無理な要望、締切、競合との戦いなどを意識すればするほど、気持ちが高ぶり、上半身に力が入ります。
体を動かさないので血流は悪くなり、力が入るので肩こりが起こります。
パソコンやスマホでの作業が多く、姿勢も悪くなりますね。

特に日本人は骨格や筋力、気質のせいか肩こりが非常に多い国民と言われています。


私は20年ほど合気道を学んできました。技もさることながら、厳しく指導されたのは”姿勢”と”呼吸””力の出し方”です。
全てお話するとかなりの紙面が必要ですので割愛しますが。、今回は”姿勢”に焦点をあててみましょう。
(3つとも別物に見えますが、実はかなり密接につながっています)

武道・武術、スポーツ全般に当てはまることとは、良い結果を出すために”良い姿勢”をどう保つかがポイントだということです。
種目によって求められるものは当然違いますが、良い姿勢はパフォーマンス向上のためには欠かすことは出来ません。

合気道

私が教えられた良い姿勢は、

  • 上半身は脱力し、リラックスする。
    これは簡単なようで結構難しいです。力に自信のある男性ほど出来ないんですね。こういう人は瞬間的なパワーはありますが、長くもちません。道場にも屈強な男性は多かったですが、すぐに息を切らしてバテていました。
  • 臍下丹田(せいかたんでん)を意識する。
    丹田とはおへその少し下で、ここに重心と気持ちを集中させると自然と上半身の力がぬけて動作も安定します。気が下がった状態。一度やってみてください。


仕事中のパソコン作業中は前述のように、姿勢が悪くなり、意識と力が上半身、頭部に集まっています。武道風に言い換えると”気”が上に上がっている状態
血圧も上がっているかも知れないし、ストレスの多い状態とも言えます。

こういう時に上記の方法を試して頂くと、余分な力が抜けて、呼吸がゆっくり深くなり気持ちもリラックスします。頭も冴えてくるはずです。
スマホなどを見ている時も同様ですので、意識してもらいたいですね。


バットを振る時、ゴルフクラブを振る時に思い切り力が入った状態では、絶対にヘッドスピードはあがりません。
力を抜いて良いフォームで振り、インパクトの瞬間だけ力を入れると不思議とスピードが出ますし、ぶれません。

早く強くと思うときほど、脱力が重要です。面白いところです。


肩こりや腰痛なども改善されますので、是非習慣にして頂くと幸いです。
あなたも脱力をマスターして、健康な暮らしを手に入れましょう。

それでは、また来週まで健康でお過ごし下さい!

 

 

 

 

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◇ 編集後記

強くなるために、長い時間の中で洗練されてきた武道。学ぶべきところは意外と多いのです。

力を抜けば抜くほど強くなる、まるで酔えば酔うほど強くなる酔拳(すいけん)みたい!?
よっしゃ~、今日も飲むぞ!(パチン!擬音の正体は想像に任せます・・・)

食事の美味しい季節ですが、飲み過ぎ注意!

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コロナを正しく知り、賢く対応していきましょう。


社会全体が新しい形になろうとしています。
マスク・手洗い・アルコール消毒は忘れずにお願いします。


健康への近道は、常日頃からの準備が一番です。


1.つらいアレルギー性鼻炎の対策を打っておきましょう。

 ・根本的に治るかも!?舌下免疫療法のスタート

 ・即効性あり!レーザー治療  

 ・通院出来ない方、コロナが心配な方にお勧め!オンライン診療


2.そして感染が心配な方、抗体検査が簡単にうけて頂けます!

 指先からの採血で、ご自身で簡単に抗体の有無がわかります。
 
 企業様の検査のご要望もお受けしております。


正直、今年の冬場が正念場かも知れません。
今のうちに、しておかなくてならないことをやっておきませんか?

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「 安心・安全で人に優しいクリニックをつくり、地域社会に幸せの循環を創る 」

1、足立耳鼻咽喉科 四日市本院:三重県四日市市羽津山7-8


2.足立耳鼻咽喉科 伏見クリニック
  愛知県名古屋市中区栄1丁目2-3 プラウドタワー名古屋栄2F

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