三重県四日市市で開業しております「足立耳鼻咽喉科」スタッフがおくる、心のビタミンブログです。
人生を前向きに生きる技術、夢を叶える秘訣、楽しく明るく生きる知恵などについて情報発信して参ります。

文明は発達し、生活はずいぶん便利になりました。家事ひとつとっても昔とは大違いです。
もう欲しいモノがないほどの時代なのに、何故か満たされない。孤独を感じる。

本来ならもっと生活が楽になり、ゆったり人生を楽しめるはずなのに、なぜかそうではない自分の人生。
ストレスフルな現代を生きる上で、私のブログが少しでもお役に立つことが出来れば幸いです。

「心のビタミンブログ　第３回」を始めます。

こんにちは。コロナ感染が一向に収まらない中ですが、元気にお過ごしでしょうか？
減少していた自殺件数がプラスに転じたというニュースがありました。大変悲しい現実ですが、明るい未来を信じて生きていければと感じます。

本日のテーマは、

「 期待し過ぎない事も大切です！」

 

人間って、何かと他人に期待をしてしまいますね。仕事においても、親しい間柄でも。

相手ときちんと約束したことならいざ知らず、勝手に思い込んで自爆することも往々にしてあります。

「〇〇するのが、普通でしょう？」

「当然〇〇してくれてると思ったのに･･」

「私、そういうの嫌いなんだよね！」

言われた方は寝耳に水、勝手に思い込んで勝手に怒っている感じですが、あるあるではないでしょうか？

また、こうしてくれるだろうと自分は思っていたけど、そうではなくて裏切られた感を持つこともあります。

「ひどい、〇〇〇するなんて･･･裏切られた！」

「こうしてくれると思っていたのに、なんで？」

裏切られたと思うことはかなり辛いことではありますが、でも相手はそうは思っていないかも。

 

誤解を生む理由

どうしてこのようなことが起こるのでしょうか？

それは、「期待するから」です。自分と他人は違うのに、こうであるべき、こうだろうと想像し期待するからです。

人は基本的に自己中心的。生存すること自体、自己中心的なんです。もちろん他人と協調したり、愛する人の為に身を投げ出したりすることはありますが、基本は自分が一番。
そうでないと、生命が途絶えてしまうから。この原則に基づき、考え方もどうしても自己中心的になります。

相手にも相手の事情があるのにそれは考えずに、自分の想いを中心に考え期待する。
想い通りになれば良いですが、そうでない場合の方が多いのではないでしょか？

 

期待しない生き方

まずは自分と相手は、考え方や価値観が当然（ここが大事）違うと知ることです。
知っていても期待しまくりますから、知らない場合はどうしようもありません。

相手には相手の考え方があるのです。

そして自分が尊重して欲しいように、相手も尊重して欲しいと考えているという事実を知りましょう。

だからこうして欲しい、ああして欲しいと自分の想いを中心に期待するのではなく、違う反応や行動も有り得ることを覚悟しましょう。

その上でお互いの考え方を共有し、合わすべきところは合わす、違う部分は違うと認めることが大事なんです。

と言うのは簡単ですが、いざとなると自我が邪魔をします。特に感情が強く絡む家族や恋人などは余計難しいですね。
でもこういう事だと知っておくことは、大変重要だと思います。

期待し過ぎず、違うことを充分わかった上での関係が一番良いのではないでしょうか？相手に対しても感情的になりこともなくなりますし、なによりご自身がラクになります。

是非お試し下さい！

それでは、また来週お会いしましょう。

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□　編集後記

人間には感情があり、日々いろいろなことを考えながら生きています。
悲しんだり、怒ったり、感動したり、とにかく忙しい(笑）。

他の動物にはここまで複雑な感情があるのかわかりませんが、うちの猫達は平和に暮らしています。
他の猫に期待なんかしてないんやろうな･･･。
ある意味目指したい究極の生き方かも知れませんね。

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