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『 健康ブログ~子どもの秋の気温差対策、大丈夫ですか?』

[2022.10.03]

三重県四日市市の足立耳鼻咽喉科がお届けする健康ブログです。当ブログでは耳鼻咽喉科領域に限らず、もう少し広い視野でより快適に生活できる情報を発信します。また流行りの健康情報ではなく、基本に忠実な情報を書きたいと思っています。末永く宜しくお願い致します。
(専門外の病気についての詳細は、各専門科でお尋ねください)


こんにちは、健康ブログ編集長です。いきなりですが、値上がりの秋・・・あらゆるモノやサービスが値上がり、しかし給料は上がらずという厳しい状況の中、いかがお過ごしでしょうか?
庶民の防衛策は節約しかありませんが、ストレスなく生きていきたいものです。

本日のテーマは、

「お子さんの気温差対策、どうしてますか?」

秋本番、非常に良い季節ですね。しかし昼間は天気が良いと少し暑いくらい、でも朝晩は気温が下がって少し寒い。でもフリースを着るほどでもないし、暖房をかけなくてはならいほど寒くはない。でも朝方は結構寒いし・・・どうせいっちゅうんや!って感じですが、非常に気温調整が難しい季節となっています。

大人でも体温コントロールは難しいので、お子さんの場合は尚更ですね。本日は子供さんの体調管理に重点を置きながら、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

昼間の気温差対策

それでは場面を気温の高い昼間と、グッと気温の下がる夜間とで分けて考えていきましょう。

先ほど申し上げたように、日中は暑くてたまらんっていうほどではないですが、結構暑く感じます。気温も地域によって異なりますが、天気の良い日中は日差しもまだまだ厳しく、汗ばみます。昼間だけでも気温差対策は難しいですね。

お子さんに着せる服装や生活管理に気をつかう季節ですが、どうするのが一番良いのでしょうか。

なかなか正解は難しいですが、お子さんの体質などを考慮してなるべく良い方法を模索するしかありません。

上着なども気温管理上では大切ですが、私は意外と下着の重要性を考えますね。体に直接触れますし、体感温度をコントロールする最初のパーツ。しかも体に直なだけに着心地も重要です。素材によるメリットデメリットですが、化繊は汗の渇きがよく機能的。でも着心地や肌触りは天然素材に劣ります。

また天然素材は肌触りは非常に良いのですが、汗をかくと渇きが遅いですね。一長一短で化繊か天然素材か分かれるところだと思いますが、私は出来れば子供には天然素材を使ってあげて欲しいと考えます。

「え、だって子供は汗をかきやすいし、冷えて風邪をひくじゃないですか?」

そうですね、それも道理。多少洗濯の手間も増えますが着替えをさせるとか、汗を拭く習慣をつけてあげるとかしたらどうでしょう? 化繊を否定する気は全くないですが、成長過程の子どもには多少機能は落ちても自然に近いものがいいと思います。最近は天然素材でも汗渇きが早いものも出来ていますので、取り入れたいですね。

ただスポーツする時など、大量の汗をかき、すぐに着替えることが出来ない時などは化繊がいいかも知れません。要は細やかな使い分けです。

またこの季節の服装はレイヤー(重ね着)が基本。気温が高い時と低い時両方に対応できるよう、重ね着を工夫しましょう。子供は基本的に体温が高いし運動量が多いので暑がると思いますので、軽めの上着などを持たせる習慣は大事かなと思います。

寝る時の気温差対策

さあ次は気温のグッと下がる夜間、寝る前をどう乗り切るかですね。子供さんが夜間外出することは少ないとは思いますが、外出する場合は昼間の上着を少し暖かいものに変えるとか、ベストをプラスするとかプラスオンをしてあげて下さい。そして結構風邪をひきやすいのは就寝時なんですね。大人でも起きたら喉が痛くなっていたというケースが多く就寝時は要注意。

お子さんのより良い就寝を考えてみましょう。

  • まず基本的に暑がり。暑いと布団を蹴飛ばしたり、パジャマがはだけたりしがちですね。面倒ですが、気温に合った寝具やパジャマを使用しましょう。
  • 風邪などのウィルスの主な侵入経路は”口(喉)”で、口呼吸をすると口が空いて喉が乾燥し感染しやすくなります。鼻が詰まったりしていないか、場合によっては就寝前の鼻吸いも必要。
  • 寒くなると靴下を履いて寝かせる場合(大人の方が多いかも)がありますが、手足は発汗して体温調節をしますので、邪魔をしないようにして下さい。

まとめ

こう考えると結構手がかかって大変ですが、大事なお子さんですので、お母さん、お父さん配慮してあげて下さい。

そしてもうひとつ、当ブログで耳にタコが出来るほどお話していること、それは日頃の生活習慣。成長過程を終えた大人もそうでえすが、発達段階の子どもにとっては将来の健康を決める大事な時期です。

習い事もありますが、なるべくたくさん遊ばせてあげて下さい。様々な遊びを通じて、子どもは体ができていきます。危ないからと大人があまり制限をかけない事も大事。

スマホやゲームの誘惑を極力排除して、充分な睡眠時間を確保する。

好き嫌いを覚えないように、小さいころからバランスの良い食事習慣をつけてあげる。

家族とよく会話する習慣を身に着ける。

等々、小さい頃の習慣はまさに人生を決定づけますので宜しくお願い申し上げます。


お父さん、お母さん、現代社会は大変忙しくあくせくしていますが、何が大事なのかをよく考えて大切なお子さんを守って育ててあげて下さい。

それでは、また来週!

 

 

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◇ 編集後記

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ふるさと納税の返礼品のあるある、いってみましょう!

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こんな楽しいふるさと納税、皆さんもいかがですか?

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(3)【花粉シーズンへの備え】即効性なら、「レーザー治療」! 今年は6月頃から再開します。 

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