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『 心のビタブロ~赤ちゃんの夜泣き&育児うつに負けない方法!』

[2021.06.16]

三重県四日市市で開業しております「足立耳鼻咽喉科」スタッフがおくる、ちょっと疲れた心に栄養を与える「心のビタミンブログ」です。
人生を前向きに生きる技術、夢を叶える秘訣、楽しく明るく生きる知恵などについて情報発信して参ります。

本来ならもっと生活が楽になり、ゆったり人生を楽しめるはずなのに、なぜかそうではない自分の人生。
ストレスフルな現代を生きる上で、私のブログが少しでもお役に立つことが出来れば幸いです。

「心のビタミンブログ 第21回」を始めます。

こんにちは、ライタ-のシンです。この1年半ほど、コロナ禍で大勢の方が多大なストレスを感じています。その影響で実際に亡くなった方も数多く、改めて感染症の恐ろしさと人間の脆さを感じます。暗いニュースが多い昨今ですが、気持ちは明るくもって生きていきましょうね。

本日のテーマは、

「育児ママに捧ぐ!赤ちゃんの止まらない夜泣き、心を落ち着ける対処法とは? 」


赤ちゃんは本当に可愛い。人の子供でも見ているだけで、心が和んできますね~♪ しかし、育児は大変です。可愛い我が子でもあまりに泣き止まなかったり、ぐずったり、夜泣きがひどいと本当に辛いですよね。そんなお悩みにお答えすべく、当ブログ、いえ足立耳鼻咽喉科ブログ初の育児ネタを取り上げました! かなり前の話ですが育児は結構協力した自負はありますが、なんせ20年以上前のことですので今回は正直不安です。困った時は読売新聞のヨミドッグ、偶然にもぴったりの記事を見つけましたので引用させて頂きます。

日本の未来の為に大切な赤ちゃん、その赤ちゃんを育てるという重要な任務を背負っているママさんのストレス軽減になれば幸いです。

赤ちゃんが夜泣きする理由

なぜ赤ちゃんは夜泣くのでしょう? パパさんはともかく、ママさん方はご存知のことと思いますが、改めて。

これは赤ちゃんの睡眠リズムが関係しています。生まれたばかりの赤ちゃんは、短時間で睡眠と覚醒を繰り返します。大人のように朝起きて夜寝るというリズムに移行していく過渡期。要するに睡眠と覚醒の切り替えがまだ上手く出来ないのが原因ですね。お腹が空いたり、室温が高いなどの不快なことがあったりなど理由は様々です。

お母さんとしてはあまりに激しく泣いたり、いつまでも泣いていると心配になりますよね。水分摂取が出来ていて、大声で元気に泣いてるなら基本的には心配はないようです。
でもぐったりしている、何度も吐く、ミルクや母乳を飲まないなど普段と違う時は何か病気や異常が隠れている可能性がありますから、すぐかかりつけの小児科を受診しましょう。

アメリカ小児科学学会の市民向けサイトでは、

  • 抱っこをして歩く
  • ゆっくりと揺らす
  • ホワイトノイズ(ザーという音)を流す。母親の胎内にいた時を思い出し、安心するようです。
  • 泣き止まない時は、10~15分間ほど赤ちゃんから離れるのも良いようです。但し、窒息事故の危険性がありますので仰向けに寝かせること、周囲にモノを置かないこと。

このような方法が紹介されているそうです。ママさんなら経験的に、泣き止まない時はお腹が空いているか、オムツか、温度かなと考えますね。

産後うつ

上記のリストに違和感を感じた方はみえますか? 最後の項目「赤ちゃんから少し離れる」ですね。これには、少し違う意味も込めらています。それは産後うつの問題です。
日本でも痛ましい事故のニュースが後を絶ちません。
「育児でイライラして、つい・・・」「出産後心が不安定で育児が出来ない」「コロナでママ友が出来ず、たった一人で育児をしている」

このように現在のコロナ禍での不安や、人付き合いの減少などが加わり、産後のママさんへのストレスは半端ではありません。特に夜泣きで母親の睡眠不足はかなり重症。赤ちゃんが長時間激しく泣くと。産後うつのリスクが上がるという海外の研究が複数あります。度重なる睡眠不足、延々と続く育児などでママはイライラして、ヘトヘトなんです。
イライラして、泣くのをやめさせようと強く揺さぶって脳にダメージを与えてしまう事故も多い。

大切なかけがえのない我が子を精神状態が不安定とはいえ、自らの手で傷つけるなんてことは絶対にあってはならない。だからこそ、少し離れることも大切なんです。

私も遠い記憶ですが、育児中にイライラして怒鳴ってしまったことがあります。今思い出しても本当にダメなと思いますが、その時はそうは思えませんでした。少ししか関わっていない父親でもそうですから、ましてや四六時中ずっと育児しているママさんの大変さ、世の父親ども、いえお父さん方、よ~く理解して下さいね。そして協力などというぬるい接し方ではなく、必ず分担して下さい。、お仕事もありますが、それよりも大切なことです。

睡眠の重要性

睡眠に関してですが、よく「母親は夜泣きに合わせて、細切れ睡眠でも大丈夫」と言われているらしいのですが、はたしてそうでしょうか?
睡眠が日常生活に及ぼす影響はかなり大きいものです。睡眠の重要性は当クリニックの睡眠時無呼吸症候群のページでもお話していますが、その人に適した睡眠時間はとらないと支障をきたします。海外の研究ですが、産後の睡眠時間とうつには相関関係があることがわかっています。またなるべく周囲の協力者も確保しておくべきですね。直接育児のヘルプではなく、家事や間接的な育児支援などを活用するのも良いでしょう。

またママ友も大切な存在です。今はなかなか会って話が出来ない環境ですので、スマホのアプリなど気軽な手段でお話してみるのも良いと思います。同じ境遇同士、悩みを語れるとストレス軽減になるのではないでしょうか?

夜泣きから始まり、うつの話まで広がりましたが、子育ては本当に本当に大切な仕事です。頑張って頂きたいのですが、肝心のママさんが疲れ切っていては上手くいきませんね。
ご主人にむち打ち(笑)協力、分担したり、たまには気晴らしに行ったりとなるべく明るく、楽しんで頂きたいと願います。

頑張り過ぎず、子育てして下さい。


それでは、また来週お会いしましょう。


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□ 編集後記

今は赤ちゃん連れの方に気軽に声をかけれない時代ですので難しいですが、触ってみたい!
いえいえ変な意味でなく、赤ちゃんの頬っぺたや手ってすごい柔らかくて、壊れそうで、それでいて心を和ませる不思議な力を宿しています。
何か気持ちが洗われる感じがします。

ママさん、頑張って下さい!

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「 安心・安全で人に優しいクリニックをつくり、地域社会に幸せの循環を創る 」

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足立耳鼻咽喉科 伏見分院:名古屋市中区栄1丁目2-3 プラウドタワー名古屋栄2F

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