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『 心のビタブロ~もっと欲しい?心の平穏を得る考え方 』

[2021.07.21]

三重県四日市市で開業しております「足立耳鼻咽喉科」スタッフがおくる、ちょっと疲れた心に栄養を与える「心のビタミンブログ」です。
人生を前向きに生きる技術、夢を叶える秘訣、楽しく明るく生きる知恵などについて情報発信して参ります。


「心のビタミンブログ 第26 回」を始めます。

こんにちは、ライターのシンです。来ましたね~、あつ~い夏が。夏は苦手で、ほとんどエアコンの効いた部屋から出ないという方も多いようです。それもいいんですがちょっと勿体なくないですか?
セミ取り(子供か!)、スイカ割り(子供か!)、花火(大人もするね)など夏らしいことを存分に満喫しましょう。厳しい暑さになりそうですが、元気に乗り切りましょうね。


本日のテーマは、

「 ”もっともっと症候群”から、脱出しませんか? 」


テレビCMや新聞広告、ネット記事、店舗にあふれんばかりの宣伝。もっと買って、もっとお金使って、もっと消費してと”もっともっと・・・”と急き立てられているかのような社会。
欧米式の資本主義にずっぶりとはまっていますので仕方ないのですが、ちょっと疲れてきていませんか?
本日はこの”もっと、もっと”に毒された私たちの心の闇に迫ってまいります。

容赦ない欧米式資本主義の波

グローバリゼーションが進み、今や世界はひとつになってきました。私たち全員が地球号の乗組員ですので、これは当然のことなんですが、ちょっと都合の悪いことも起こってきました。
資本主義社会は、毎年右肩上がりで成長することを義務付けられており、そのために地球の資源を大量に使って製品やサービスを作り、それを大量に消費させることで成長してきました。

もしこのまま推移すれば、地球環境はどうなるのでしょうか?ちょと大きい話になりますが、地球資源は枯渇し、環境破壊は進み、私たちの子孫は生きていけなくなる日が来るかもしれません。今の欧米人の生活様式を、もしインドや発展途上国の国民全員が実現したら一体どうなるでしょう? 想像しただけで恐ろしくなりますね。
この”もっともっと症候群”に人類全員がかかってしまったら、一体地球はどうなってしまうのか。

このような自分たちがしていることの愚かさを危惧し、また実際シミュレーションされた将来の姿を考えて、地球は持続可能かどうかを検討する時代になってきました。

私たちに及ぼす影響

ちょっとグローバルな話になりましたので、話をうんと小さくしましょう(笑)。はい、あなた個人のことを考えてみてください。
もっともっとモノやサービスを買いたい!もっと豊かになりたい!という気持ちは、ほとんどの方が持っているでしょう。その為にもっと必死で仕事をして、もっとお金を稼げというメッセージがあふれる現代社会ですが、あなたは正しいと思いますか? 満足していますか? そして、幸せですか?

ファッションに興味のある人は、すでに充分持っているのに次々に流行の服を買い、古くなった服を捨てています。モノは大量に溢れ、どうしても必要なモノなどないのに、それでも新しいモノが出れば買い替えています。いつまで経っても終わらない、グルグル回るラットレースみたいです。
満足度、幸せ度は買った直後までで、その後はどんどん落ちていくと言われています。そう考えると、モノやサービスなどの欲望には終着駅がありません。きりがないのです。

もちろんこのようにモノやサービスを買って、お金を循環させないと経済は成長しないという意見もございます。しかし人類の飽くなき経済活動に地球環境は耐えれないかもしれません。そのわりに人の心は永遠に満たされない。だからまたモノに走る。そんな悪い循環を続けているのが現状ではないでしょうか?

最近はスマホの普及で、お金を持っている人が最も素晴らしいといわんばかりにSNSやインスタでもどんどん煽ってきますね。正直羨ましくなる時もありますが、この羨む欲望も際限がありませんね。

生き方を考えてみる

あまり深く考えずに生きると、この強力なシステムに勝てません。それほどこのシステムは強力で、巧妙ですから。ちょっとやそっとじゃ脱出することができません。もちろんこれがいいと思っている人はあえて変える必要もないかもしれません。

私もそういう一人でした。お金があれば幸せになれると思っていましたが(今のまだ完全には脱却出来ていませんが・・・)、どうもそうではないらしいと気が付き始めています。例えば家。今は素敵な家が多く、コマーシャルなどに心奪われます。でも今の家で住むには必要充分です(ちなみに築35年です)。

贅沢を言えばきりがありませんし、見栄をはれば無理をしても手に入れたい。でも今の自分の状況なら、何不自由なく住めるので十分なんんです。こういう「足るを知る」という発想は結構大事だと思います。

私の考えですが、確かにお金は幸せになる為に必要な道具のひとつであると思います。たくさんあるに越したことはないとも思いますが、お金があるから幸せとはいえない。あくまでひとつの手段ということです。負け惜しみが半分(以上?)入っていますが(笑)、最近ようやく答えに近づけたのではと思っています。お金をたくさん手に入れて経済的自由になる方法もあれば、考え方を変えて、お金から自由になる方法もあるのです。

慣れ切った仕組み、皆が追う目標は何か違うと思っても違うとはいいにくいもの。流れに沿ったほうが楽ですしね。でも違うといえる勇気、そこから出る勇気は持ちたいと思います。人は消費したり、お金を求める為に生まれたのではなく、幸せになる為に生まれてきたのです。
本当の意味で、自分の求める幸せを追求してはいかがでしょうか?

 

それでは、また来週お会いしましょう。


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□ 編集後記

難しいテーマに挑んでしまったと、少し後悔しています。宗教じみてない?とか、変人とか思われてないかな(笑)。
こういう根本的なことを考えるのって結構エネルギーを使いますので、人間の脳は出来れば避けたいと考えるそうです。
でも大切なことですし、考えることを放棄しては思うツボですので、頑張って考えましょう。

お金、消費がらみの欲望から自由になれたら、結構最強かもです。

 

 

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「 安心・安全で人に優しいクリニックをつくり、地域社会に幸せの循環を創る 」

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