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『 心のビタブロ~お釈迦様の教えは、悩める人生の道しるべです!』

[2021.09.15]

三重県四日市市で開業しております「足立耳鼻咽喉科」スタッフがおくる、ちょっと疲れた心に栄養を与える「心のビタミンブログ」です。
人生を前向きに生きる技術、夢を叶える秘訣、楽しく明るく生きる知恵などについて情報発信して参ります。

本来ならもっと生活が楽になり、ゆったり人生を楽しめるはずなのに、なぜかそうではない自分の人生。ストレスフルな現代を生きる上で、私のブログが少しでもお役に立つことが出来れば幸いです。

「心のビタミンブログ 第33回」を始めます。

こんにちは、ライターのシンです。私も60年ほど生きてきましたが、人生は本当に思うようにいきませんしいろいろ悩みが尽きませんね。これはずっと昔から変わらないようで、すごい賢い人がいろいろ考えてわかったことが残されています。私のような凡人には難しい内容が多いですが、最近になってこの方の教えが少しわかってきたような気がします。


本日のテーマは、

「お釈迦様の教えは、本当に役に立つのでしょうか? 」


いきなりお釈迦様?仏教ですか? 私は決して敬虔な仏教徒ではありませんし、若い方には全く興味ありませんと言われそうなテーマだと思います。でも実は老若男女問わず皆が悩み苦しんでいる事への答えがその中にあるのです。今日はお釈迦様の教えにスポットライトをあてて、そのあたりをお伝え出来ればと思います。
(内容を全て書きますと到底紙面が足りませんので、エッセンスだけになることをご了承ください)

お釈迦様のプロフィール

お釈迦様と聞くと、どういうイメージを思い描きますか?
仙人みたいな人、弟子をたくさん引き連れた偉い人、白い衣をまとった哲学者的なイメージが多い気がします。

お釈迦様は紀元前5世紀頃、シャカ族の王子としてインドで生まれました。今風に言えば正真正銘のセレブです。
当時のインドはゆるやかな発展期で手工業が発展し、そこから派生した商取引がさかんに行われていたそうです。従来の農業中心の社会から、工業化社会へ移行していく時期だったのですね。自然中心の暮らしが急速に変わっていった時代だとも言えます。

従来は自然への畏怖心があった人間の心も、工業化により徐々に薄れていき、代わりに関心は自分の内面へと向いてきました。より哲学的な考えに変わっていったようです。
そして思想家と言われる人たちもたくさん輩出され、郊外の森などにこもって人間の内面を見つめる修行に邁進します。そういう時代に生まれ、青年期を過ごします。

お釈迦様もその仲間入りをするわけですが、何不自由のない生まれなのに何があったのか・・・と思いませんか?それはある人物との出会い、世間に触れた時の衝撃などが大いに関係しています。甘やかされた王族という立場から初めて世間に出たお釈迦様は、ある老人に出会いました。そこで初めて老人の老いた姿を見て衝撃を覚えたそうです。そして違う日には死を待つ病人に出会い、大きな衝撃をまたも受けました。庶民からすれば普通のことですが、王子にとってみれば人生初体験の驚きの瞬間でした。そして”人生は苦に満ちている”と考え、”死”という究極の存在について考えることになります。

”苦”や”死”は避けれないが、何とか多くの人をその呪縛から解放出来ないかという大命題に、まさに命を懸けて挑みました。お釈迦様は本当にすごい人だと思います。

お釈迦様が目指した境地とは?

昔の方の伝記などは後から演出されたりすることも多く、事実とは違うことも多いようですが、このシンプルな動機は信じてみたい。
現在世界には自己啓発本やいろいろな書物が出ていますが、その根底にあるものはお釈迦様の教えとほぼ同じものです。私たちは普段あまり触れることはないと思いますが、仏事の際に住職の説法を聞く機会に説法を聞くことがあります。その話を聞いてもピンと来ない事の方が多いですが、やはり真実をついている部分があると思います。

私流に簡単にポイントをまとめますと、

  • 諸行無常、物事は常に変化するもの。だから今に固執しても意味はない。
  • 人間は過去を悔やみ、未来を憂う生き物。しかし私たちの務めは、今を精一杯に生きること。
  • 悪事は必ず自分に返ってくる。人の為になることをし、誠実に生きること。

お釈迦様は大変な修行を経て、苦しみから抜け出す境地に至ったのでしょう。その教えは煩悩(あらゆる欲、拘り、妬みなど)を捨てて、無我の境地に至るというものだそうです。

確かに人生は苦しみや悩みが多いですね。また様々な欲にも囚われてしまいますし、他人への妬みもあるでしょう。そういうところが人間が苦しみから抜け出せない所以なのかも知れませんが、お釈迦様はその解決策を探りあてたのですね。

人生を良く生きる答え

今回お釈迦様の話をしたのは、お釈迦様のたどり着いた教えに人生を良く生きる術があるからです。お釈迦様の教えを今に活かすことが出来れば、私たちも人生をより良く生きられるを考えます。

大きすぎる欲を持たないこと。確かに欲望は時には大きな原動力になりますが、悪い方向に行き着く場合も多いのです。自分がすべき事を精一杯やって、天命を待つくらいの気持ちはいいと思います。

他人と比べない。人間は一人一人違いますので、自分は自分でいいんだということを信じましょう。

人生は大変で苦しい時も多いし、時には負けそうになります。しかし、それでも前向きに歩んでいきましょう。

過去に対する後悔や未来の心配をするのではなく、今この瞬間を全力で生きることが大切です。

いかがでしょうか? お釈迦様本来の教えとは違うかも知れませんが、前向きに考えられるヒントになったことでお釈迦さまも納得してくれていると思います。優秀なお釈迦様が感じたこと、命を賭して探求した真理を、私たち後輩も活かしていきたいものです。

 


それでは、また来週お会いしましょう。


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□ 編集後記

調べれば調べるほど深くて、途中でしまった・・・と後悔しました。お釈迦様の教えというのは未熟な内容ですが、少しでもプラスになれば幸いです。

コロナ禍で、家でご飯を食べることが増えました。昼などはインスタント食品も多いですが、ちょっと手を加えるとより美味しくなったりします。
美味しいと思えることも、実は幸せなんですね。

 

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