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『 心のビタブロ~お子さんのイヤイヤ、もうイヤだ!と思った時読んで下さい 』

[2021.06.29]

三重県四日市市で開業しております「足立耳鼻咽喉科」スタッフがおくる、ちょっと疲れた心に栄養を与える「心のビタミンブログ」です。
人生を前向きに生きる技術、夢を叶える秘訣、楽しく明るく生きる知恵などについて情報発信して参ります。

「心のビタミンブログ 第23回」を始めます。

こんにちは、ライタ-のシンです。今回も育児ネタで参りますが、親ならば誰もが経験のあると思われる、お子さんのイヤイヤ攻撃。家の中でもあまり歓迎しませんが、買物途中などにやられるとウンザリしますよね。でもこれにもちゃんと意味がありますので、そこを理解して対処していけばお母さんのストレスも減るのではと思います。


本日のテーマは、

「イヤイヤ期は成長の証?イヤイヤする子どもに、賢く対応する方法 」

 

私こう見えて結構子ども好きで、小さい子を連れている親子連れを見るとついつい見てしまいます。でも中にはお買い物途中で「イヤイヤ~!」「ダメ~!」と泣いて、お母さんが困っている光景を時々目にします。もちろんカワイイんだけど、でもめっちゃ腹が立つという時もあるでしょうね。

幼い子どもが「イヤ」「ダメ」等と連発してぐずる時期を”イヤイヤ期”と呼ぶそうです。親御さんには悩みの種ですが、お子さんにとっては重要な成長過程。どのように接するのが正解なのか、一緒に考えていきましょう。(読売新聞6月24日「くらし」12版を参考に記事させて頂きました)

イヤイヤ期の心理状態

個人差はありますが、一般的に2~4歳頃によく見られる行動で、自意識の芽生えと共に自分の言いたいことを上手く表現できない苛立ちが合わさって起こる」と言われています。この時期にはかなり天邪鬼的な言動や行動が目立つようになり、普段好きな食べ物でさえ拒否する時もあります。行動としてはイヤイヤを繰り返す、泣いてぐずる、暴れる、物にかみつくこともあるそうです(大変だ~)。

子どもが大人になっていく過程だと頭ではわかっていても、目の前で何度も何度も繰り返されると正直たまりませんね。
子どもは一体何でこんな行動をとるのか、心理状態を考えてみましょう。

例えば好きな食べ物を拒否する時は、「今は欲しくない」とか「それ以外のことをしたい」と感じていても、上手く言葉に出来ない、想い通りにならないという心理状態。そして感情を爆発させてしまうという行動をとります。この時期は目の前のことはイヤでも、自分が何をしたいかが具体的にわからないのです。イヤイヤ期は言い換えれば、自分探しの時期でもあります。言葉をちゃんと使えるようになれば、好き嫌いが頭の中で整理されて気持ちが落ち着きます

対処法

理屈は理解出来たけど、実際その場面になったらどうしたらいいのでしょう? 対処法を記事から抜粋させてもらいます。

何かする前に、子どもに声がけをする

例えば鼻水が出ているので拭きたいと思った時ですが。急に拭こうとすると結構嫌がったり反発したりするのではないでしょうか? ここは「鼻水拭こうか?」「鼻水拭いていい?」などの声がけ・問いかけをしてから行うと素直に応じることが多いようです・

複数の選択肢を示し、選ばせる

靴を履きたがらない場合は、「どっちから履く?右?左?」と選択肢を示し自ら選ばせると満足するそうです。

子どもの真似をする

大声で泣きわめいている場合ですが状況が許せば、大人が同様に泣きわめく真似をして見せるのも有効です。子どもは「何しているの?」と驚き、自分が同じ行動をしていることに気づいて泣き止むことが多いそうです。なるほど、これは考えつかなかったですね。あくまで状況が許せば、ですが(笑)。

カッとなって怒らない

何度も言いますが、成長するのに必要なんです。頭ごなしに叱ったり、抑えつけたりすると健全な発達を妨害します。しっかり向き合うと、イヤイヤ期は早く終わると言われています。

子どもの成長過程を受け止める気持ちを持つ

これが大事なところですが、頭でわかっていることをしっかり腹に落とし込むのです。子どもの不安定で持っていきようのない気持ちを受け止めてあげましょう。大声で泣きわめいて、恥ずかしいとか絶望的にならずに、腹をくくって今この瞬間を一緒に過ごすくらいの気持ちでいてあげましょうね。

イヤ!と言ったら、「そうか、イヤなんだね」と声にして受け止めてあげて。子どもはイヤと言っていいんんだと思えるようになり、適切な自尊心を身につけて成長していきます。成長したらきちんと意志表示できるようになりますからね

いかがでしょうか、理屈ではわかっているんだけどという声が聞こえてきそうですね。たしかにそんな簡単ではないかも知れませんが、かけがえのない我が子の成長を見守ってあげて下さい。


それでは、また来週お会いしましょう。


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□ 編集後記

皆が通ってくる道なんですが、ついイラっとしてしまいます。反省しきりですね。
お母さんは大変ですが、ちょっと余裕を持って出発するとか工夫をして大切な時期を楽しく過ごして欲しいと思います。

大変な子育てですが、後で振り返ると一瞬で、そして思い出深い時になります。

 

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