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『 心のビタブロ~自分で自分を幸せにする方法 』

[2021.07.07]

三重県四日市市で開業しております「足立耳鼻咽喉科」スタッフがおくる、ちょっと疲れた心に栄養を与える「心のビタミンブログ」です。
人生を前向きに生きる技術、夢を叶える秘訣、楽しく明るく生きる知恵などについて情報発信して参ります。

「心のビタミンブログ 第24回」を始めます。

こんにちは、ライタ-のシンです。コロナ禍ということもありますが、今メンタルクリニックはどこもいっぱいで、新規の場合は数か月~半年待ちだそうです。それだけ心の不安定さを訴える方が多いということですね。誰もが幸せになる為に生まれてきたのに現実はつらいことも多いですが、こういう考え方もあるということを知って欲しいと思います。


本日のテーマは、

「自分を幸せにするのは、自分なんだ! 」


少し前にテニスの大阪なおみ選手が「うつ病」であることを公表し、賛否入り混じった大変な反響を引き起こしました。世界的なアスリートですので、影響力も大きかったのでしょうが、日本でも芸能人の方たちが続々と名乗り?を上げています。芸能界は見た目の華やかな印象ですが、その裏面では名声、お金など欲望がうごめく世界なのだと思いますので、そこで働く人々は大変なストレスにさらされているのでしょう。

心の病気は今までは他人には秘密にしておく病気でしたが、今や認知されている病気ですし、誰もがそうなる可能性もあるということでかなり知られてきました。そういう意味では良かったと思います。

釈 由美子さんの事例

先日ネットで見つけた記事ですが、女優の釈由美子さんもかっては摂食障害、パニック障害を患っておられたそうです。釈さんと言えば、美貌と素晴らしいスタイルの持ち主で、当時は結構人気があったと記憶しています。デビュー当時は天然キャラで自由奔放なイメージでしたが、厳しい芸能界の中で大変な想いをされていたのですね。

その記事の中で、「自分で自分を幸せにする!」という言葉を見つけました。
幸せにするという言葉は誰か他の人に向けてというイメージですが、「自分を幸せにする」というフレーズに興味を覚え、読み続けました。

記事によれば、釈さんは四人兄弟の末っ子で、意外なことですが親に一度も褒められたことがなかったとのことです。幼少期は何よりも親に愛されて、認められて自己を確立していきますが、釈さんの場合はそこが欠落していたようです。

初めて過呼吸になったのは大学当時で、芸能界デビューと重なりました。本人曰く、人前に出るとパニックになるのに芸能界デビューなんて今思うと考えられないけど、当時は誰かに、認めてほしいというきもちが強かったから芸能界入りしたそうです。仕事は順調でしたが、心の隙間は埋まってはいませんでした。

30代になってからも心の病気を抱えたままで、考えたのは自分はこのまま芸能界からいなくなるということ。結婚して誰かに幸せにしてもらおうと男性依存に走ったそうです。でもそういう恋愛は上手くいかないものですよね。釈さんの場合も同様で、そういう目的で恋愛しても全く上手くいきませんでした。

行き詰まった彼女ですが、ある時考え方を変えたそうです。
誰かに依存したり、誰かのせいにするのではなく、自分のことは自分で何とかしよう、自分で自分んを幸せにしようと。そう考えだして、食事も少しづつ取れるようになり健康を取り戻していった。パニック発作もなくなり、今では薬に頼ることもなくなったそうです。

自分で自分を幸せにする方法

始めにお断りしておきますが、絶対上手くいく方法は残念ながらご紹介は出来ません。幸せの定義は人それぞれで、こうしてこういう結果になったらいいよね!という決め事が出来ないからです。薄情なようですが、結局は自分で探しだすしかないのです。そのことはよく理解頂いて、アドバイスになれば幸いです。

他人依存のサイクルから抜け出す

他人のせいにして責任転嫁したり、逆に他人に依存したりすることは絶対に解決策にはなりません。他人と関わらないという意味ではなく、自分の人生の主役は自分だと誓うことです。

心と体のつながりを利用する

当クリニックの健康ブログでもお話していますが、心と体は密接につながっています。体を健康にすると、心の病気も改善されるはずです。生活習慣を改めて、体にイイ美味しいモノを食べましょう。気が付いたらこころも軽くなっているはずです。また軽い運動も非常に良い効果を生みだします。

困ってる人を助ける

自分が困っているのに・・・そうですね、そう思う気持ちはよくわかりますし、逆説的に聞こえそうですが他人を助けることは自分を助けることなんです。自分の周囲の困っている人の役にたちたいという気持ちや行動は、自分の心を気持ちよくしてくれます。これはいろいろな研究で実証されていますが、人生において本当に価値のある行動だと言われています。
論より証拠、一度やってみて下さい。

 

いかかでしょうか、パニック発作や摂食障害になったことはないにしても、心がひどく落ち込むことは誰しもあります。自分が悪いのに人のせいにすることも、多々あります。
また誰かに助けてほしいと思うことも何度もありますね。女性ならお金持ちの男性と結婚すれば、きっと幸せになれるはずと信じ込んだり。でも他人に依存していたり、他人のせいにしている間は幸せにはなれない気がします。すべての答え、解決策は自分の中にあります。


それでは、また来週お会いしましょう。


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□ 編集後記

着る物って気分を変えてくれますね。今ランニングを続けていますが、専用のウェアや靴をようやく購入しました。
今までは貧乏性なので、ず~とユニクロのウェアばかりでしたが(ユニクロ批判ではありません!)、思い切ってスポーツメーカーのウェアや靴を身につけて走っています。

そうしたら・・・気分がアガッてます(笑)、知らないうちに。そして機能的にも考えられいるので走りやすいし。
倒れそうになるくらいシンドイですが、楽しいですね。あなたも是非体動かしてはいかがですか?

 

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「 安心・安全で人に優しいクリニックをつくり、地域社会に幸せの循環を創る 」

足立耳鼻咽喉科 四日市本院:四日市市羽津山町7-8
 

足立耳鼻咽喉科 伏見分院:名古屋市中区栄1丁目2-3 プラウドタワー名古屋栄2F


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