新院長よりご挨拶
こんにちは。2025年4月より足立耳鼻咽喉科院長を拝命いたしました扇和弘と申します。
出身は愛知県で福井医科大学卒業後は20年以上にわたり北陸地域で耳鼻咽喉科診療の研鑽を積んでまいりました。
大学病院在籍時代やオーストラリア留学の際には主に鼻、のどの疾患の研究、診療をしていましたが、一般病院勤務時代には耳やめまい、甲状腺などの頸部の診療も幅広く行ってまいりました。
耳鼻咽喉科領域には難治性疾患もありますが、新しく治療法が開発されたものや予防可能なものもありますので適切に提案していきたいと考えています。
ただ同じ疾患でも必要としている治療は患者さんそれぞれで異なると思います。わかりやすく病状説明をして、「ここに来てよかった」と思ってもらえるような安心と満足の診療を心がけていきたいと思います。
私は子供の頃は熱をだして学校を休むことがよくありましたが、病院に行くのが好きな子供でした。注射を我慢すると褒めてもらえるのが嬉しかったので、注射がないとがっかりするぐらいでした。
ただ両親が共働きで忙しかった為すぐには病院に連れて行ってもらえない時もあり、ウナギの小骨がのどに刺さったまま数日間過ごして痛みに耐えていた事や耳鼻咽喉科クリニックでその骨を取ってもらった時の感動は昨日の事のように覚えています。
小学校の理科の授業をきっかけに人体の構造について興味が芽生え、上記のような体験からも影響を受けて医学への道を決心しました。勉学に励みながら、学生時代は水泳、柔道、ラグビーを部活動で頑張っていました。
社会人になってからはゴルフやテニスを始めましたが、最近の休日は子供がまだ小さいのでショッピングモールなどへ行ってキッズスペースで遊ぶ子供を見守っていることが多いです。遊園地や博物館などへ一緒に出掛けるたびにいろんな刺激を受けて成長していく子供の姿を見るのは何よりの幸せであり、これからどんなことに興味を持つのか楽しみです!
私の祖父母は桑名に住んでおりましたので、三重県には子供の頃の思い出がたくさんあります。
祖父母は私が医学部に進学した事をとても喜んでくれましたが、医師になった姿を見てもらう事はできませんでした。足立耳鼻咽喉科での診療を通じて地域の方への恩返しを行い祖父母に報告してあげたいと思っています。今回頂いた四日市地域の皆様の健康に貢献できる機会に感謝しております。